会長・常任幹事会からひとこと(2019年)
2019年11月
台風15号・19号により復興にご尽力されている皆様・沖縄関係者の皆様へ
このたびの台風15号および歴代最大級と言われた19号により被災されました皆様には心よりお見舞い申し上げます。
そして、昨日10月31日、平成4年国宝となった沖縄県の象徴である首里城が消失に衝撃を受けました。私も沖縄へは数回訪れています。その旅では、青い空と海、濃い緑に真っ赤な首里城がいつも鮮やかに映えていました。
高台にそびえる琉球王国の遺産。その沖縄の誇りと人々の心のよりどころが炎のなかに消えてしまいました。沖縄の皆さまは、なすすべもなくぼうぜんと眺め 言葉が無い悲しみ暮れている事でしょう。
自然災害の脅威に日本列島が置かれている環境、豪雨に伴う災害を含め防災・減災を考えさせられる日々です。
本来なら秋から冬の季節は紅葉した景色を楽しむ行事を行ったり、作物が収穫期を迎える「実りの秋」を楽しみながら暮らしてきました。
そんな生活が1日も早く取り戻される事を願っております。
朝夕の寒暖さが大きくなって参りました。体調管理にご留意頂きます様お祈り致します。
日本栄養士連盟 会長 井上 幸子
2019年5月
新元号「令和」に思う
5月1日、この日から「令和」の新元号がスタートし、まさに、歴史的瞬間に立ち会えた。
世界に類をみない「元号」は、日本人だからこそ続けてこられたといわれている。
文字の力、言霊(ことだま)の力を信じている日本人、もっともっと素晴らしい時代になりますようにと願って元号を決めてきた長い歴史がある。
昭和生まれの私は(戦後生まれです)、平成、令和と3元号を生きてきたことになるが、元号のくくりは、その時代の移り変わりを色濃く印象づける。
しかし、新しい元号になったからといって、「元号の力」に願うだけではだめで、自分たちが精進していくことが大事であることは言うまでもない。
ただ、令和の時代がAGING(高齢化)とAI(人工知能)の頭文字をとって2A時代と表現される一方で、人間らしさ、思いやりといった精神性が希薄にならないかと懸念される。
私たち連盟の活動は、人との信頼関係がないとできない仕事です。
相互扶助の精神で、栄養士・管理栄養士のみなさんの一層のお力添えをお願い致します。
新しい令和時代が栄養士・管理栄養士にとって、希望の幕開けであってほしいと願っています。
令和元年5月1日 日本栄養士連盟 副会長 松本千秋
2019年3月
春 弥生
木々の芽吹きに春を感じるこの頃ですが皆様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
来る3月に日本栄養士連盟47都道府県の支部長と役員が一同に会する会議が、東京で開催されます。
北海道から沖縄までの全国組織です。
今回は元加藤会長を偲ぶ会を設け、当日本栄養士連盟の活動にご尽力頂いた功績に敬意を表し感謝を込めた会にしたいと思っています。
会議の本題は平成30年度の事業の報告、次年度の事業計画などを話し合います。
平成31年3月7日午後1時30分~8日午後1時
2月24日天皇陛下御即位30年を迎えられました。その後、歴史的な皇位継承によって平成からその先の時代へ新たな幕が開かれます。さらに2020のオリンピック・パラリンピック東京大会、2020栄養サミットなど世界から日本が注目をされ好機を逸する時となりました。
本年は統一地方選挙と参議院議員通常選挙が行われますので各支部での活動をお願いする次第となります。
どうぞ季節の変わり目、ご自愛の上、春の訪れを待ちましょう。
日本栄養士連盟 会長代理 井上 幸子